So-ei.companyのよもやま話~1~

So-ei.companyのよもやま話~1~

皆さんこんにちは

有限会社So-ei.companyの更新担当の中西です!

️【第1回】~図面~

足場図面の役割と作成のポイントを徹底解説!

今回は、建設現場に欠かせない「足場図面」について詳しくご紹介します‍♂️
足場工事は建設作業の“土台”とも言える重要な工程。その計画と安全性の鍵を握るのが「足場図面」なんです!


足場図面とは?

足場図面とは、建物の形状や作業内容に応じて設計される「足場の設計図」です。現場の安全性・作業効率・法令遵守を実現するために作成され、次のような情報が盛り込まれます

  • 足場の種類(くさび式・枠組・単管など)

  • 高さ・幅・段数・ステージ構成

  • 手すり・筋交い・親綱支柱などの配置

  • 階段・荷揚げステージの位置

  • 材料の数量リスト(資材発注にも使用)


足場図面の主な役割

① 安全管理の要

転落・倒壊事故を未然に防ぐための設計基準を図面で明示し、現場全体の安全性を向上させます。

② 作業マニュアルとしての役割

作業員が「どこに」「どの部材を」「どう組むか」が一目で分かるので、施工ミスや手戻りを防ぎます。

③ 監督署への提出資料

労働安全衛生法第88条により、高さ5m以上の足場などでは作業計画書と共に図面の提出が必要です。

④ 元請・施主との協議資料

関係者との共有を図ることで、設計変更やトラブルを未然に防止できます。


足場図面作成の基本ステップ

1. 現地調査

  • 建物の高さ・形状・障害物の確認

  • 作業内容の把握(塗装・解体・躯体など)

  • 資材搬入ルートの確認

2. 作図(CADまたは手描き)

  • 平面図・立面図・断面図の作成

  • 複雑な形状は拡大図で表現

  • 必要に応じて3Dモデルも活用

3. 関係者との打合せ️

  • 元請・現場監督・安全管理者と確認

  • 出入口・看板・開口部の干渉もチェック

4. 修正・最終化 ️

  • 巾木・手すり・養生ネットなど安全設備を反映

  • 資材リストを添付し、施工計画書と統合


⚠️ 足場図面の注意点

項目 注意点
材料配置 過不足なく配置し、効率的な組立を実現
‍♂️ 作業動線 階段や踊り場の位置を考慮してスムーズに
安全基準 作業床の幅・手すり高さ・巾木などを法令通りに
地盤条件 不安定な地面には敷板やベースプレートを記載
️ 災害対策 強風対策として、壁つなぎやアンカー位置を明示

足場図面と関係する法令

  • 労働安全衛生規則 第563条~
     → 足場の構造・手すり高さ・階段設置の基準などが定められています

  • 建設業法/施工体制台帳
     → 元請との情報共有義務や記録保管が必要です

  • 監督署への届出(作業計画届出)
     → 一部の現場では図面を添えて届出が義務付けられています


️ 足場図面は「安全・効率・信頼」の設計書!

足場図面は、単なる設計図ではなく…

✨「作業の品質」
✨「職人の安全」
✨「法令遵守」
✨「現場の信頼性」

すべてを支える建設現場の司令塔のような存在です!

図面の正確さと情報の共有が、現場のトラブル防止や工期短縮に直結します。

これからの時代は、3D CADや図面テンプレートの活用がスタンダードに。
図面作成の質を高めて、より安全でスマートな現場づくりを目指していきましょう!

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